Go back to Japan
2013/1/3 8:09 Auckland International Airport |
もう、日本に帰らなきゃの日です。
雨です。
朝の7時に迎えに来るというバスを逃したら、
日本に帰れません!
無事、チェックアウト。
シャトルバスが次に寄ったところは、
昨日同じバスに乗り合わせていた韓国の方々でした。
ご縁があります。
バスの運転手さんは、太い腕に入れ墨です。
これが、ニュージーランドでは、とても爽やかに見える。
大音量でラジオをかけています。
私は、バスを先に降りました。
彼らは、国内線の方みたい。
ここ、空港でも無事手続きが済みました。
ほっとします。
2階に上がって、
あら、この床!
ここにも "Koru"(コル)です。
マオリの人もたくさんいました。
大きな像もあったり、同じ国に住んでいる、
先住民族を全面に出している文化は、
いいなぁ、と思いました。
ゲート手前のお土産屋さんを見ていると。
日本人女性同士の方々が、
両腕いっぱいにチョコレートをどっさりと
買い込んでいました。
従業員の人は、
「これ、全部チョコレートだよ?全部。ね?」
不思議そうに問いかけていました。
そして、別のお土産屋さんでは、
日本人のご年配のご夫婦が、
買い物カゴいっぱいに
箱菓子を入れています。
ゲートを目指して、小走りに歩いて通り過ぎていく
日本人のお友達同士の女性の声が聞こえました。
「お店を見てる暇、ないね!」
きっと団体旅行か何かだと、
私の便よりも早いのでしょう。
ホテルを出る時間とか全部、
指定されているものね。。
私以外の日本人は、いつの間にか
だれもお土産屋さんにはいませんでした。
そして、従業員が話しています。
「もう、今日は、日本人は来ないよね~」
その声にはなんだか、
今日の仕事は、終わった~! そんな安心感がありました。
「何言ってるの。まだ、9時15分発のがあるわよ~。」
すぐ横で聞いている私は、日本人。
面白くて、会話に参加してみました。
「えぇ、まだここにいるわよ。私、日本人ですよ。」
「そうよね?ほら~」
きっと、空港のお土産屋さんは、
日本人観光客がメインなのでしょう。
とても面白い時間の流れにいたなぁ、なんて
思ってしまいました。
そして、なぜか、私は、外国では、
日本人には日本人に見られるけれど、
現地のアジアの人には、日本人に見られないという
傾向があるようです。
帰りの飛行機の中でも、
キャビンアデンダントの人は、
お隣の席の方には、日本語で話しかけて
私には韓国語だったり、英語だったり。
飛行機は、
ここ、オークランドから一度、韓国のインチョン空港に行き、
そこから日本の成田へ帰るルートです。
韓国での乗り換え時間は、45分。
私は、大韓航空が大好きです。
ご飯が美味しいです。
飛行機の設備も綺麗。
行きも帰りもビビンパにしてみました。
きちんと瀬戸物にナムルがたくさん入って、
ご飯もアツアツで、スープも熱くて、
とても大満足のご飯でした。
ワインもおいしかった~。
一つ心配なこと。
こうして、飛行機に乗って、インチョンに向かっている、この飛行機。
乗り換えが45分だったよね?
でも?すでに?
飛行機は、出発するときには、30分以上遅れてたよね?
もっとだったかな?
そして、お隣の席には日本人の方です。
めずらしい。
私には、とても珍しいことでした。
映画を見たり、それはそれで楽しい。
不思議ですが、行きとは違い、
飛行機を降りる直前まで、話しをしませんでした。
彼は、オークランドに日本人の友達がいて、
キャンピングカーで北島を周り、
サーフィンを楽しんだそうです。
ご実家が東京なので、今日は、実家に泊まるとのこと。
「オークランドに建物があって、びっくりしましたよ~」
さぁ、大変です。
45分が乗り換えに短いのか長いのか?
適しているのか?
私は、予約したときに全くわかりませんでした。
ですが、これは、とても短いことが
キャビンアテンダントの指示も受けたところから、
感じられました。
なにが大変かというと、
乗り換えに10分くらいしかありません。
でも、成田行の便は、
出発時間を15分遅らせて待っているとの情報。
そう、心配はいらないけれど、
なぜか、焦る気持ちが、
飛行機がインチョンに着く前から
そわそわとしています。
だって、インチョンは、マイナス9度とアナウンスを
聞いて、いろんなことにびっくりしている状態。
「私たちは、走って飛行機に乗ることは可能ですけど、
荷物は飛行機に運べるんですかね?」
2013/1/3 17:52 at Incheon 外は雪のインチョン空港。 滑走路についたときは明るかったけど、飛行機を降りるときは真っ暗! |
私は、何気なく不思議に思った疑問だったので、
お隣の方に聞いてみました。
「さぁ、どうでしょうか~、運ばないなんてことはないでしょう。」
確かに。私もそう思いました。
「そうですよね~。」
インチョンに着いた~!!
このまま走って、ゴー!
??
税関が待っていました。
ここで、10分以上、いやもっと時間がかかっていました。
列の前の方で、せっかくDutyfreeで購入したお酒などを
没収しています。
あぁ~、かわいそうに。。
ただ、ここで乗り換えなだけなのにね。。
ほかの日本人の人も、我先と
列が膨らんでいます。
また、コートを脱いで、またコートを着て。
彼らの仕事に付き合い、
小走りです。
さぁ、目指すゲートは?
えっ??
一番はじのゲートです。
走り続けるには、長すぎます。
とにかく早歩き。
途中、ほかの日本人の人に抜かされたり、
走っていく人がいたり。
やっとたどり着いた~。
私の席~♪
荷物を棚にしまっていたら、
「あぁ、ここでも一緒ですか~?」
?
話しかけられました。
3人席の窓側と通路側で、
また、同じ列に先ほどの方が
あとから到着。
そして、真ん中は、インドの方でした。
あと、3時間くらいで日本に着くのね~。
後ろが壁の席で、
エコノミーとはいえ、とても広い空間の座席でした。
少し寝て、
着いた~♪
日本~♪
年賀状は、届いているかな?
部屋の植物は元気かな?
帰りは、駅からタクシーにしようかな。
それとも歩いて帰れるかな?
いろんなことが頭をめぐって。
「オークランドから来た方~!!」
「ローマから来た方~!!」
「は~い」
「あの~、こちらへどうぞ。
大変申し訳ないのですが、荷物がインチョン止まりになっておりまして。
明日の朝一番の便で成田に運びますので。」
あぁ、あの予感は的中だったんだわ。
でも、私は、とても嬉しかったです。
あさってのお昼には、自宅まで届けてくれる?
なんて、ラッキー!!
重いスーツケースをYCATのバスから、
駅まで引く作業、電車の中での置く場所、
玄関までたどり着く作業を考えたら、
リュック一つで帰れる。
「はい、大丈夫ですよ。」
玄関の鍵も今、手元にあるし。
2013/1/3 21:35 in Narita |
そして、私は、すごい身軽で自宅に帰りました。
駅からは、歩いて♪
最後の最後まで、
タクシーにしようかとか、
余計な心配は、なにもいらなかったのね~。
夏時間で時差は4時間。
全く、時差ボケは、なかったです。
12月29日に出発して無事、1月3日に帰って来れました~♪
いつでも仕事ができるようにと3日までとした日程。
新しい仕事場は、1月8日から開始とクリスマスの日に決まった。
本当にラッキーだった。
ゆっくりして、それから、日本社会の生活に復帰だわ。
今、久しぶりのたっぷりのお湯のお風呂に入ることができている。
日本のこの、湯船の文化。
私は、大好き。
あぁ~、幸せな旅だった~。
ありがとう。
ありがとう、ニュージーランド。
ありがとう、これから。