たましいのさけびと声

克服するものに気付いた時
2012/12/8 at Aoyama Gakuin University, Shibuya Campus


青山での合同ゴスペルコンサート。
無事、終わりました。

会場に足を運んで下さった方、ありがとう。


私は、実は、
コンサート当日に声がほとんどでませんでした。

そして、

コンサート前日までの半月くらいずっーと、

咳がでたり、むせたり、のどがイガイガしたり。

寝ている時は、自分の咳で夜中に起きたり。


会社では、分煙とはいえ、タバコ部屋を通ることがあるからかな?

今、風邪が流行っているからかな?


ゆずみつのお茶を飲んだり、
大根食べたり、
はちみつを食べたり。
マヌカハニーを朝晩、口にしたり。

のどに良いと言われる食べ物、飲み物は、
ひと通りためしてみました。


「コンサートがもうすぐなんだけど、なんかのどにいい方法知らない?」

藤田さんなら何か知ってるかも。
電話で聞いてみました。

「ねぇ、言いたいことちゃんと言ってる?」

「言ってるよ~。ちゃんと仕事で言ってる。」



コンサート前日。
お風呂の中で、
ふと、思いました。

そういえば、今期のゴスペルのレッスン日。
私は、すべて、のどが不調だったなぁ。

全く声が出ない日。
熱が出て、歌えない日。
なんだか行く気がしなくて、休んだ日。

なぜか、レッスンの日に近づくと、
体調がおかしくなってた。。

もしかして。。


私は、本当に言わなきゃいけないことを
言っていないのかな?


会社では、仕事を進める上で、効率を考えた時の
方法とか、なるべく提案するようにしている。


でも?

プライベートでは?

そう、大切なゴスペルの仲間に本当の自分の気持ちを
伝えていないのかも。

私は、何かを伝えていない?
何か自分から誰かに言わなきゃいけないことがある?


もしかして、、

私は、歌う時、練習の時、
なるべくその場で音とか覚えるようにして、
他のメンバーに迷惑をかけないようにって、
自分のルールで歌ってきた。。

これ?
これかも。
他の人と一緒に歌っている時に
頼られることが、一時期負担になったことがあったっけ?


一度、ディレクターの人と

「アメリカでは、本人にハッキリ言ってもなんてことないのにね、
あっ、そうなの?って感じで、すぐ解決するから。
でも、日本だと本人に言うと、なんかね。余計にね。。」

そう、そんな会話を春にしたことを思い出したり。

無意識に私は、
コンサート当日に頼られることがいやで、
誰かの隣になるのがいやだなぁって、思っていたかも!
あぁ~、なんて子供じみた考え!!


もしかして、私が感じていることが
ずっーと、このゴスペルを歌うにあたっての
弊害になっていたのかな?

と思ってみたら、イガイガは消えました。


そして、本番。
一曲歌っては、水。
合間に水。あっという間に500mlを飲んでしまいました。
青山を出るとき、気づけば、2Lの水を飲んでいました。


そして、翌朝。
全然気分が良くありません。
なんなんだろう。
この不安な感覚。
あんなに昨日、ゴスペルを歌ったのに~。


ふとんの中で、なぜか私が9歳か10歳のころの
出来事を思い出しました。


お友達:「今度の七夕、一緒に行こうよ~」
私:「いいよ~」


別の日。。

違うお友達:「今度の七夕、一緒に行こうよ~」
私:「いいよ~」


私はなぜか最初のお友達に次のことを言いました。
「今度の七夕、行けなくなっちゃった、ごめんね。」


そして、七夕祭り当日。
平塚の混んでいる会場の中で。
ばったりと、七夕には行けなくなったと伝えた相手に、
会ったのです。


このでき事を今、30年経った今、思い出している、、

もしかして、私は、
同じことをまたしていた!?


今ならこういうでしょう。
違うお友達に誘われた時
「ごめんね、先に誰誰ちゃんと約束しているの。
会場で会うかもね!」

そう、本当のことさえ、先に伝えてさえいれば、
だれも不快な気持ちにならずにすんだ。


in front of Aoyama Gakuin


私は、
幼稚園生の頃から、
「泣くな!」
「人に聞くな!」
「自分で考えろ!」
「なんでも、ガマン、ガマン。」
「大人になったら、好きなことはできない。」

そんなふうなのが、私の両親の口癖でした。
だから、
お友達との悩みとか、
勉強の悩みも
進路の悩みも
なにも誰にも話さないことが
よい大人になることだと
思っていたのです。
つい最近まで。


でも、私は、やっと、
人は、本当のことを話した時に
言った本人も気が楽になるし、
言われた人もその人が思っていたことが
わかって、お互いによい方向に
進めるのかなと。


そのお互いが事実を知った時は、
どういう空気に変化するかわからないけれど、
だれかが、何かを口から
出さない限り、
永遠にわからないよね。。


そっか、
私は、あの七夕祭りに誘われた時に
した自分の態度。
まさに、今、
自分で素直に思ったことを、
本人に伝えていなかったんだ。


だから、コンサートに近づくにつれ、
だんだんと喉が。。
そうだったんだ。。

と思ったとたん。

喉は、すっきり。
イガイガは、なし。
咳もなくなりました。
コンサートの翌日。


いつもゴスペルを一緒に歌っている人みんな~!
私は、これから心を広くもって、
ゴスペルの歌詞の内容以前に、
自分の意思を伝えるね~!


そして、当時、まだ小学生だったときの
お友達。
ありがとう。



今、こうしてタイプしてて、思い出しました。
その昔、、。


サーフショップに水着を探しに行った時の、
店員さんと店長さんの会話を思い出しました。

「ねぇ、誰かが何かを隠してて、本当のことを言わないと、
周りの人が不快になると思わない?そうでしょう?」


当時の私は、
面白いことを世の中、言う人がいるもんだなぁ、
くらいで、まさか自分のことだと思っていません。


それは、今思えば、
いつでも
私にメッセージを送っていたんですね。
神様から。

私は、今、やっと気がつきました。

プライベートでの親しい間がらこそ、
本当のことをきちんと、丁寧に言おう。

親しい中にも礼儀ありとは、
おはようとかおやすみなさいももちろん、
自分の素直な気持ちを
相手がどう受け止めるかどうかは関係なく、
自分の思いは、外に出そう。


青山のケーキ屋さん♪


不思議なご縁。
そう話していたサーフショップのお店の人は、
最近、瞑想でご指導頂いている、たつ子さん。

なんてご縁なのでしょう。


不思議なことを言う人がいるもんだと
耳にしたあの頃から、
約20年後にお付き合いがあります。


その彼女から常に言われています。

私の場合、喉のチャクラが閉まっているそうです。

だから、瞑想では、喉を重点的にしなさいと。


う~ん、
じっくり、
ゆっくり、
自分の解決していく問題が
出てきてくれて、ありがとう。

そして、
その問題のときに
一緒にその場にいた方々、
ありがとう。


私の両親は、
私に気付きを与えるために、
あえて、そうしてきたことも
最近、わかったよ~。


ありがとう、
お父さん、お母さん。


2012/12/8  at Aoyama Gakuin University, Shibuya Campus