デッサン展で

水彩スケッチのレッスンのあと




夜の6時までが見られる時間です。

今日が会場に行ける、チャンスです。


あと15分で18時になるという時間に着きました。


小学2年生や5年生の子供たちの作品



最初は、誰もいなかったのですが、
なぜか、私が作品展の会場に入った後から、
ぞろぞろと
1人、2人組、
また、2人組、
それも先生の生徒さんのお知り合いの方ばかりで、
長くお話しをする必要のある方たちばかりです。

「そこに座って、待ってて。」


不思議ですが、
こちらのデッサンの先生とは
今年の5月に、先生の個展会場を偶然通りかかり、
初対面で話が弾みました。

その時も、私一人が最初に会場にいたら、
あとから何人もぞろぞろと入ってきて、
初対面の人みんなで、お茶をして
絵のたのしい話をした、
そういう日でした。

昔から意気投合した友達のように
なんでもお互い話すことのできる、
私もなんでも話をし、
先生もなんでも話をしてくださる、
そんな関係です。


たとえば、子供たちが絵を飽きずに
描ける環境とか、

お互いの好きな写真とか、
光とかげの関係とか、
素直になんでも、
思ったことが自然と会話になる、
それも、ずーっと、いつまでも
どこまでも
会話が続いてしまう。


とても心地よい会話なのです。


先生に会うのは、約半年ぶりかな?



そして、座ってみました。

目線の先の先生のデッサンの絵を眺めていたら、
涙が、
涙が、じわじわとあふれ出てきました。




うっ、うぅ~。


「どうしたの?」


うまく説明できませんが、
私が小学6年生の時の
図工の時間に描いた、
自分の左手のデッサンの絵が
はっきりと映像化され、思い出しました。

10才頃の自分がデッサンを描き終えて
教室の後ろの壁に貼られた絵と
この会場のデッサンの絵が
同じ時空にあるような
不思議に感覚になりました。

同時に
何か、身体の中からの明るい解放感と
心からの素直な感覚
デッサンって楽しい~
私、デッサンの時間がもっとあってもいいなぁ~
と当時、喜びいっぱいで教室の後ろを眺めていた自分。


そして、今、
絵を描いていいんだ、
もう、自由に絵を描いていいんだ、
誰が何を言おうと、
絵を描く時間を楽しんでいいんだ~

今までの約30年間の
時間がひとつになって、
フラットになった、
クリアになった、

気持ちが軽くなったような、
そういう感覚になりました。

同じ白い花でも、こちらはクレヨン画。



なんとか、自分の感情を彼女に説明しました。


それから一緒に作品展の会場を出て、
駅まで一緒に歩いて下さいました。
歩きながら、途中止まったりしながら、
たくさんの話をしました。


子供の心と
絵を描くことの感情などが話題の中心でした。

私にとっては、
とても興味深いテーマです。



なぜか、私が彼女からお土産を頂いちゃいました。
有名なプレッチェルだそうです。
とても、大きいです。

「ありがとうございます!」

「では、またね!」




11月最後の火曜日は、
とっても、意味深い一日になりました。


お昼に食べすぎたので、
こちらのプレッチェルが
夕食にちょうどいい量になりました(笑)


今日、火曜日一日の喜びがここに集結!



面白いです。
今、気がつきました。

5月にデッサン教室の先生と出会い、
7月に水彩画の先生の作品に出会い、

そして、今日、11月26日。
お二人の先生にお会いしたのが、
同じ日で、
それぞれ、2回目の日でした。


絵の基本になるデッサンの先生と
水彩画のマスキング技法を自由に扱う先生。


デッサンとマスキング。

2つは対象的なものだけど、
の心を
大きく動かし、
解放し、
自由に歩いて、
世界を広げてもいいのだと、
やさしく
温かく、
背中を押してくれました



阿部先生、
加藤先生、
ケリーさん、
会社の方々、


素晴らしい一日を過ごすことができました。


ありがとう!!