PASS ME NOT

そばを通りすぎて行かないで
November 2012 in Chigasaki


「声を出す前に、よく聞いてください。」


「もし、練習の時に間違って覚えたら、

正しい方に戻るのに、時間がかかります。
練習のときに、正しい音を覚えてください。」


ふ~ん、
自分の声を出す前に、
自分の音を出す前に、


その、

どんな音を出したらよいのか、
まず、
よく聞くこと。


それから、

自分から
聞いた音、声を出す。


なんだか、

人生の道みたいな感じにも
受け取れるなぁ。


いつだったか、歌を歌うことって、

生きていく時に思うことに
似てるよね~


なんて会話したのを思い出したり。。。


 Nov 2012 in Chigasaki


今日、私は、

いつものChigasaki East Windとは別の、
ゴスペル講習会に参加ました。


そこで、音とりをする際に、

レイ・シドニーさんが
話されていた言葉です。



聞いていて、いろいろ思いました。



とっても、当たり前のこと。



赤ちゃんが言葉を話すまでに、

周囲の人が話している言葉を
お腹の中にいるときから、
ず~っと聞いていて、


お腹の中から出てきてからは、

ダイレクトに
お母さんやお父さん、
周囲の人の声を自然に聞いて。


そして、その話していた言葉を、

ある日、自分の口から発する。


同じ音を。



歌をうたうって、

音を口から出すことって、
とても、とても、
すごいこと!!


この丸3日、

私は、声が全く午前中は、出ません。。
ゴスペルの時間は、
いつもより、とっても小さな声が
最大音量。


のどを使う、声を出す、

とっても大切なものを
自分の口から言葉にする。



これは、本当に素敵なことなのだと、

改めて、今、声が出ない時に
強く感じました。


そして、ゴスペル(Gospel)は、

よい知らせ(Good News)という意味ということも
お話しされていました。

その、良い知らせには、
ハッピーで、愛があって、
そういう気持ちで歌えることが、
良い知らせ、ゴスペルなんだそうです。


だからこそ、

自分の信じたこと、
他人のことではなく、
自分が心から感じられるものを
素直に声に出す、口から出すことは、
とっても大切なことなんだと
また、今日、感じました。


せっかく今、声が出せる身体なら、

大切に使おう。
丁寧に音を口から出そう。


赤ちゃんや子供たちにも、

丁寧にやさしく声をかけよう。


Nov 2012 in Chigasaki



先生の話された、ほんの少し

聞いた言葉で、
私は、たくさんのことを思ってみました。

そして、簡単な歌ほど、
丁寧に歌いましょうと。

簡単な単純な歌ほど、
おなじエネルギーレベルで
歌いましょう。

というようなことも
おっしゃっていました。

う~ん、
毎日の日々の暮らしの
こころ持ちを
指摘されているように
今の私には聞こえる~。

日々のルーティンワークは、
雑になりやすいとか、

だからこそ、
少しだけ覚えてしまえば、
曲として存在する
歌詞や、音を
丁寧に
うたおう。

そうそう、
良い知らせは、
心から。