日曜日は、りょうくんの誕生日。
その2日後には、さきちゃんの誕生日。
そして、今年、4月20日には、さきちゃんの
「祝い餅」の日♪
でも、私は、そのお誕生会には行けない。
妹の嫁ぎ先では、
なぜか、祖父母だけが集まるという
そういうルールにしたのだとか!?
納得できない!
りょうくんにもさきちゃんにも会えない。
なんだか、くやしくって、土曜日は、午前中、
ずっと泣いていたよ。
毎年ある誕生日だって、奇跡の日だというのに、
その一生にたった、一度しかない、1歳の記念行事は、
祖父母だけ!?
数か月前に私の父は私を誘ってくれたけど、
母は、妹から誘われていないのなら、参加できないでしょ?
と私と父には理解に苦しむ言葉しかなかった。。
もしかしたら、母と妹には既婚者ならではの考え方があったのかも。
結局、父には私に申し訳ない気持ちが残ってしまった。
幼い子が泣いているみたいに、
えーん、えーんと本当に
「えーん、えぇーん」
朝、お風呂に入りながら、夏ミカンをたべながら、
本当に大きな声でずっーと泣いていたよ。。
一房(ひとふさ)ずつ食べながら、
一房ずつ、皮をむきながら。
本当に、悲しかった。。
「えーん、えーん」
こんなふうに大声をだして、泣けることって、
私、子供の時にしたことがなかったから、
こうやって、素直に声に出して
素直な感情で、泣くことができたのは、
とても嬉しかった。
でも、悲しすぎた。
本当に胸がしくしくして、
苦しかった。
一人の子供が誕生してきて、
そのお祝いをどうして、どうして、大勢の親戚で
祝ってはいけないの??
とおい親戚の人とお話ができる機会を
私はとても嬉しく思って、望んでいる。
この、私の感情を誰もわからないの?
誰がわかるの?
誰かわかってくれる人はいるの?
なんなの?
いったい、この感情!?
いくら、この世の体験は喜怒哀楽の体験をする場だとわかっていても、
誕生日のお祝いの席をどうして、
そんな狭いものにするの??
主催者の本心は本当はなんなの?
過去生で何かしたの?
私は??
なんにもする気力がなくなって、
お風呂の湯船の中で、
ずーっと、声をだして泣いていた時、
?
電話の音が聞こえました。
びしょびしょの足でそのまま、部屋の固定電話へ。
母の声です。
「具合悪いんだって?」
母はどうやら、妹からさっきの私との電話のやりとりを
連絡を受けていた様子。
私は、妹には、今週は、ずっと仕事で夜が遅かったから、身体が
あまり動かないと伝えていた。
土曜日にプレゼントを渡す約束をしていましたが、
本当に身体の調子がでず、
なので、日曜日に一緒に祝い餅に参加したいと伝えたら、
断られたのでした。
「ううん、身体の具合じゃなくて、気力の問題。」
前々から用意していたお誕生日プレゼントを私は、
お誕生日の前日、それか当日に渡したかった。
”こだわりは捨てて!”
妹は、言いました。
幼い子供に誕生日プレゼントを渡すのに、
当日かそれまでに渡すことが、
こだわりになるの?
自分の意見を言わずに、
人の考え方に合わせることが、
変なこだわりなんじゃないの??
そんな風に思ったけど、
そう思った私も、
直接、言わなかった自分もいる。
いろんなことで、
頭がおかしくなって、
お風呂の中でうずくまって、
大声で泣いていた時だったから、
その、浴槽からでるきっかけにもなった。
「そのプレゼント、明日、持って行っていくから。
ゴロゴロに入るんでしょ?夜、お父さんが取りに行くから。」
結局、電車で、片道約2時間はかかる道のりを両親に持って行って
もうらうことになりました。
!!
父が来るという約束の夜7時。
それまでに、そうだ!
りょうくんとさきちゃんにお祝いの絵を描こうっと。
思い立ったのは、5時半すぎてから。
それから、たしかー、ここにはがきサイズの紙が
どこだっけー?
ごそごそ探していたときに、
バラの写真がきれいなカレンダーをが出てきました。
2012年のカレンダーは、全部バラの写真。
いつかバラの絵を描く時の参考になるかもしれないと、
クローゼットの隅にしまっておいたのでした。
そうだ、このうちのどれかの写真を参考にして、
絵を描こう♪
ハガキサイズの紙は全然違う場所にありました(笑)
こうやって、喜びで思い立ったときって、
すばやい時間で、ゆったり動いていく。
表紙の絵を描いてみました。
渡す時間の10分前にできました。
ドライヤーで、しっかり乾かして。
そして、父は、「確かにおあずかりました。」
となんだか、申し訳なさそうにプレゼントを引き受けてくれた。
私こそ、宅急便で送る手配にしておけば、
だれにも迷惑がかからなかったのかも。。
そして、今日。
祝い餅の日の夜。
そうだ、父に電話してみよう。
と思ったその瞬間、
電話が鳴った。
「今日、行ってきました。
ちゃんと、渡してきたよ。
りょうくん、よろこんでいたよ。
さきちゃんは、きょとんと見ていたよ。
どうも、ありがとうね。」
この父からの電話のタイミングには
本当に驚きました。
うれしかった。
電車で、すぐに行ける場所なのに、
とても遠い距離。
年を重ねた両親におおきな箱をもたせてしまった。
いろんな、いろんな感情が渦巻いた
土日。
私も、誰でも快く受け入れる、
そういう大きな器になりたい。
だから、自分をいつでも
許そうって。
他の人のことも
素直に許そうって。
素晴らしい体験をしたよ。
裸で、
大きな声を自然にまかせて、
たくさん涙を流して、
泣いたよ。
みんな、ありがとう!!
そして、
お誕生日おめでとう!!
地球は、すばらしい星だよ
☆
Happy Birthday!!