ラナンキュラスを描く日

Ranunculus
2014/3/29 16:13 in Kanda
これは、桜!



2014/3/29 神田



今日、教室に集まっていた人は、
みんな気になっていました。

この絵が描きたいって!


事前に自分の絵の具で予習をしてきている人や

岡山から日帰りで来ている人、

いろんな人がいて、面白い。


いろいろな人の質問も真剣です。

そういう見方もあるのね~、

私も新たな気づかされもあり、

まったく考えもしなかった、方向からの疑問とか

生徒の一人として他の人が質問している内容は、

関心するし、ためになることばかり。


先生もその都度、あらゆる角度からの

応えをして、

もっと質問の内容に関連したことを

他の人にもたくさん教えてくれました。


本当に面白いです。

その質問に対しての他の人の反応とか、

絵を描くにあたっての取り組み方とか

それぞれ、全くちがうから、面白いのです。


バラバラだから、一緒にしなきゃではなくて、

それぞれのそのままを認めあう。


私は、歌も絵もそのままを認めあっている空間だから、

私には居心地がいいのかも知れないです。


すこし他の人たちよりも遅れをとっていた私は、
お昼休みに入っても、色を塗っていました。
やっとここまでできた。

あの蓄音器のあるイタリアンへ行こうっと。

お店のドアのところに着いたら、
ちょうど、マスターがドアの内側の札を変えているところに遭遇。

「OPEN」と看板をクルッとまわしていました。
そして、ニコッと大きく微笑んで、
ドアを開けて下さいました。

「こんにちは~、いらっしゃい」

トイレも店内も居心地がよいです。


蓄音器からは生演奏のような音楽♪
厚さ6ミリのレコードとサラダ。

すばらしい空間の中、

食事をし、全細胞が
喜んでいます。

「こんど絵を見せて下さいよ。」

いろんな嬉しいことをおっしゃって下さいます。




天井の電気がお花みたいに映り込んでいました。



頭の中の隅々まで喜びに満たされて、

また教室へ戻りました。



課題の絵は、

バラの絵だと思い込んでいたら、

先生もバラと間違っておっしゃっていました。


「これは、ラナンキュラスです。」


なんとなく大きくてボリュームのある赤い花は

バラ以外にもあるんですね!


ラナンキュラスがよくわからないまま、

なんとなく先生の絵の真似をして、

その花は、なんとなくできました。




でも、一枚の絵として仕上げるのに、

土曜日の教室ではめずらしく時間が足りませんでした。


そして、気が向いた今日水曜日、

夜ごはんを食べた後、

かすみ草の部分を描いて仕上げました。




う~ん、

できている絵を見ながら描くって、

以外と難しいです。


でも、技法を学んでいます。
だから、今は練習、練習。


今さっき花言葉を調べてみたら、
とても、明るい、元気な言葉でした!


”あなたは魅力的”

”名誉”

”名声”

晴れやかな魅力


いいね!

隣のオレンジ色の花は何かな?

ポピーかな?

先生も何を描いたのかわからないと話していました(笑)


この絵を描き上げて思ったこと。

光は影があるからこそ、光なんだなぁ~って。


光と影、

陽と陰、

バランスなのね~。

お互いを引き立て合って、

そこに存在するんだなぁ~って。


なんでも、認めあえる世の中になったら、

どんなに素晴らしいだろう!


そんなことも思ってみました。


自分の絵を自由に表現できたらどんなにもっと

楽しいだろう。

そんな楽しい時間がたくさん持てますように!


絵の時間、ありがとう♪♪