松ぼっくりとカゴ

Pinecones in Basket
2014/5/11 できた♪





最短!

何が最短かというと、

こちらの松ぼっくりとカゴのデッサンを

約1回半で描き上げました。



「中に目を誘おうとした作戦は、
出来ていると思いますよ。」




本当はね、

もっともっと、

松ぼっくりに手を加えたかったところですが、

籠を一生懸命に細かいところを描いたので、

全体の時間の5分の1くらいだけ、

松ぼっくりに意識を向けた結果となりました。



前回は、前半30分は ”グラスと布” で時間を使い、

今回は、前半20分遅れてからのスタート。

なぜか、今日はたどり着けなかった。。



でも、今日で絶対終わせる!

そういう気持ちで最初から取り組んだ作品だったので、

なんとか、仕上げました。


いつまでもやってもいいというなら、

ずーっと、松ぼっくりをちょこちょこと描いていたかも。




こちらの題材にしたのは、

私がこれから少しお休みをするので、

2回で描き上げるものがよいということを

先生が考慮してくださって、

かご入りの松ぼっくりに決定、

そして、もう一個の松ぼっくりを用意してくださったのです♪




たしかに、

全体に小さいし、

形はとらえやすいけれど、

色が全部一緒。。


あらぁ~、どうしましょ。

全部、ザラザラしているような感じだし。


最初の取りかかりに相当悩みました。


でも、そんな悩んでいる時間がないのも

わかっているので、

とにかく、

なんとなくの形を適当に描いて、

消しゴムで消していって、

凹凸を出すことにしました。


大まかな形と陰影はつけられたかな。


2014/5/4  1回目。



「ちまちました感じ。」


??


「作品ではなくて、題材が!」


(笑)


あぁ、でも、確かに、細かいところが多くて、

チマチマと描いていきました(笑)



私は、鉱物系が得意らしいです。。

オウム貝のときもそう、

今回の松ぼっくりもそう、

もともと命があったのもの?

自然界のものということかな。


無機質なものより、

親近感はあるかもね。




1回目の公表会のときの最後に
先生から頂いたことば。


「3個の同じ松ぼっくりを
どれもこれも
同じ比重でガンバって描くのではなく、
ここを、見て欲しい!
という焦点を決めた方がいいと思います。」


それは、
形がいいものや近いもの、自分が気に入ったもの、
基準はなんでもいいとのこと。


「一つ決めて、そこを中心に描いていくと
いいと思いますね。

で、どうでしょうねぇ?」


うーん、
私は、迷わず、真ん中のものにしました。
理由は、座って描いている時に、
籠に入っている松ぼっくりの
一部がとても光って見えていたからです。


そんな感じで、次回で仕上げましょう。





2回目。


籠はむずかしかったです。

とても細かい編み方をしている籠で、

細い皮、中くらいの皮、

平面の重なりをずっと目で追いました。



2回目の途中。 眺めてみよう。



「籠の奥行きを出す感じ。
籠の中の見えない部分も意識して。」


途中で先生のアドバイスを頂きながら、
ほとんど籠に集中しました。



籠の土台がしっかりして、

松ぼっくりが安心して、

籠の中に入っていられているという感じかな。


何事も、ベースがあってのことね!

そんな風に今、思います。



時間内で終わらせる。
結構、急ぎました。

先生から締めくくりの言葉を頂きました。


「急いで描くというのも見方の練習になると思います。」



2014/5/11 2回目できました。




松ぼっくりって、なんかかわいい。



ボールみたいに、まんまるいわけでもなく、

しっかり木の枝みたいに固いのに、

なんか愛嬌がある。



松ぼっくりを主役に描ける日も

あるといいな。


2014/5/4



今日も素晴らしい時間、

ありがとう!!




緑の絵を描く日

「静かな風」
公表会の時
同じ絵が、それも同じ緑色の絵が並ぶと、面白いと思いました。






約1ヶ月以上前から予約をしていた講座の日。

緑、みどり♪

私の大好きな、みどり色!!


そのみどり色がいっぱいの絵を描く日が

講座であるなんて!!


予約をした時は、楽しみにしすぎてしまったのか、

当日の今朝は、なぜか、その興奮がなかった。


でも、とてもありがたいです。

参加ができるのですから。


キャンセル待ちが当たり前になっている講座に

今まですべての回に参加させて頂いている。


目星の色の絵の具も4月に買っていました。



ランチ
牛丼と冷麺に挑戦!
とてもおいしかった~♪


今日来て、よかった。

1回目の講座でご一緒した方もいらっしゃいました!

また一緒にごはんを食べることができるなんて

本当にうれしい。


おいしいお菓子、ありがとう。




先生が描いているのをじっと見る時間も

トータルで考えると、約1時間は見ているんじゃないかな?


この見ている時間もとても大切。


「大事なことは、あとから気づく。」
「大事なのは、つなげない。」
「つながりすぎると、いっぱいすればいいと思って、
あとからなんだかわからなくなってしまう。」
「何もしないところもつくる。」
「ちょっとつなげてもいいんだけど。」
「まず、まんべんなく。
あとからもう一回考える。」


つい最近も、同じことを言われたばかりだなぁ。
仕事先でも同じチームの人に。

「がんばりすぎちゃ、だめ。」
「ぜんぶやらなくても、いいんだよ。」


あぁ、あと15分、
あと10分、
あと5分、
あと3分、
ひひゃ~
あと1分。。



「はい、ではこちら側の席の方から、
壁のところににおいて下さい。」


先生がこの、「はい、」を言うまで私は、

色を塗っていました。


まだ、
まだ、まだ終わってない~。


でも、公表会の時間になってしまったぁ~。



先生は、一人づつの絵を
サァーっと今日は、とても駆け足でコメントしていきました。





私の番。



私は、自分の絵を遠目から見て、いろいろ気が付きました。

あそこが、浮いているなとか、

塗りすぎたとか、あそこは、まだやり残してるとか。



家に戻ってもなんかしっくりしていない出来に、

筆をまた入れることにしました。


右上の方の黄緑のかたまりをなんとか、

周りとなじむようにしたかったので、

またいっぱい葉を増やしました。


全体的に青に近い緑色も増やしました。


あと、左の空に黒い点がいつのまにか

ついてしまっていたので、

これも、なんとかしたかった。


!!

鳥が飛んできたことにしようっと。


なんの鳥かわからないですが、

木の枝にとまろうと、

飛んできたのです。

なんだか、

ちっちゃいエンジェルみたいになってしまった(笑)


2014/5/10 緑の絵ができた♪



「静かな風」
先生の絵です。



私がこちらの先生の講座に参加して、

それも、この木の緑、自然の緑がたくさんの絵
「静かな風」を描きました。

私のは、静かな風というより、
ザワザワァ~~
強い風がふいてみたり、
風がピタッと止まってみたり。
そんな感じに見えてしまう。


まったく、「静かな風」
を意識していなかったです(笑)


それにしても、
本当に素晴らしい機会に恵まれました。



昨年の7月、

アヒルとカモ(←リンクしてます)の絵を描こうとして、

途中で筆が止まって。


でも、

「こ、これだーー!!」

と思った表現をされている絵に目がとまった。


その時に表現したいと思っていた、

その表現方法を今日、技法と色の使い方を学びました。


先生の絵をそっくりに描こうとは思わない。

まったく、同じものを描いても、それは、すべてを依存してしまう。


でも、自分が描きたいと思っている表現ができるように、

今、自分がそうしたい表現により近いものをすでに

実行している先生のやり方を

今、私は、吸収して、自分が描きたいものに

応用していきたい。





今日描いた絵は、

ずーっと私が描きたいと思っているものに

とても近い表現だから、

これから、
活かしていきたいです。


貴重な時間、

ありがとう!!


グラスと布

Glass and Kitchen cloth
2014/5/4 できた♪



デッサン塾に通い始めて、2枚目ができました。




長かった~。

でも、納得するまで、できました。


私の場合は、独自の世界があるそうで、
あまりアドバイスをしないようにしていると先生は
おっしゃっています。

そう、何年も前。
中学生以来の
久しぶりの絵の具と筆の時間♪


水彩画の先生にも同じことを言われました。


「う~ん、Tomokoさんの場合は
あまり言わない方がいいみたいですね。」

そう、この輪郭をしっかり描きましょうとか、
ここには、線を入れましょうとか。

私は、輪郭をつけて、
線引きするのが
なぜか、とても苦手。

でも、まだデッサンを始めたばかりなので、
それでも
今の私にあったアドバイスを
きちんとしてくださいます。




今回のデッサンは、
”全体のバランス”
 が大きなテーマだった気がする。

「Tomokoさんは、次は、何にしようかなぁ~」

オウム貝の次は何かな~?

1回目

用意してくださっていたのは、
グラスと布でした。

とても、おしゃれな
美しいデザインの布の表現になっています。

大きなグラスと台所で使うふきんです。

さぁ、いったいどこからどう
描き始めたらよいのやら。。

しばらく、眺めました。

真ん中がどのあたりなのかを
探して、
あそこかな?
こっちかな?

水彩画はわざと、
紙の枠に対して、
描く対象を
右に置いたり、
左に置いたりと
中心からずらしたりするけれど、
デッサンの場合は、
基本は、紙の中心に描くと
前回、話していた。

とにかく
目安の大枠の線ををまず引こう。

そう、思って、
うわぁーっと
何も考えないで、
霧の中からグラスと布が浮かんできて、
見えてくるといいなぁ~。
そんなふうに
適当に描いていました。


「ちょっといいですか~?
独自のアプローチもいいんだけれど、
まずは、基本となるものの
輪郭ははっきりさせた方がいいの。」

「同じ位置にあっても、
質感が違うものをわけるというか。
この場合は、奥と手前。
ガラスの固さと布のやわらかさ。
この場合は、手前のグラスの形を
まずは決めて。

円の見え方とか細かく教えてくださいました。

「今は、おおまかな線を入れてもいいの。
あとで描き込んでいくうち、
線は気にならなくなるから。」

「今の段階でベースになる線を入れておくことで、
あとで、あぁ、こっちがああだったとか、
こっちが今度は修正しなきゃとか、
そういう手間が
今ならまだ、いくらでも修正が効く時なので。」

そっか。
しっかりと中心となる基準となるものを見極めて、
そのものの線は揺るがないものとして。
そういう風に描いていけばいいのね。

中心を見つけて、
土台になる場所や
幅、高さなどを
きちんと面倒がらずに
今のうちに描いておく。

そんなさっきまでの霧の中の
もやもやした描き方のものは、
一度消しました。


言われたとおり、
中心のグラスを
しっかり計りながら、
描き直しました。

さっきのもやもやした時の
グラスの大きさとは
全く違う長さになり、
足の部分も別の場所。

そっかぁ、
中心のグラスがあって、
はじめて、
布がそこで、そんなふうに
手を広げているように、
流れるように存在できている。

やっとグラスと布の関係が見えてきた気がしました。

そして、
布の折れているところの場所や
布の動き、
そういうのが見えてきました。


2014/4/6 1回目

グラスと布の位置がやっと理解できました。


右側の下に布が降りてきているので、
この場合は、
紙の中心より
少し上に描いた方が、
下に余白ができて、
バランスが取れる構図なのだと、
最後に先生からアドバイスがありました。

まっ、今回は、この位置でいこう。







2014/4/13 春の天丼♪

2回目

「”位置関係” がしっかりと
おおまかな調子のベースをつくった上で、
細かいことを描いていった方がいい。
あとで楽だし、
調子の流れがはずれにくい。」

2回目の2時間くらい経ったころ。

「”暗さの中の明るさ”
暗さを積極的につくって、
明るさを表現する。

それから、約30分後。

「暗いところは、もっと暗く。
思い切って!」

「中に入っているものの見え方で、
ガラスの存在を感じさせる。」


2014/4/13 2回目






3回目



”全体のバランス”

「全部描くんじゃなくて、
ポイントを自分で見極めることが必要。」

「細かくなると
目がその部分ばかりにいきやすい。」

「常に全体の比較を忘れない。」

2014/4/20 3回目

あと、1回か2回?で仕上がるかな?





4回目
さぁ、そろそろ仕上げ!
よーく見比べようっと!
布が少しグラスから右に離れているみたい。



ここまでできている時は、
途中で、離れて何度も確認をした方がいい。


「仕上げの段階の時は、
眺めることが大切になってくる。」

2014/4/27 4回目

「明暗の関係は出来上がっている。
次は、質感。
次回で終わらせましょう。」





5回目


あまり描きすぎると、気がついたら、
黒くなりすぎたっていうこともあるので、
離れて見てみるのが大切。


「余白をきれいにすると、いいですよ。」


紙の左下でいろんな鉛筆の濃さの
ごじょごじょとしていたのものを
消しました。


あら!?
ここをきれいにするだけで、
どこを描き足したらよいのかとか
見えてきたじゃない!?

私は、とても驚きました。

部屋の中もそう、
仕事でもそう、
なんでもそうだけど、
きれいなスペースがあってこそ、
目が行くところが、
自動的に、自然に
その本質のところに
行くのかもね~。


そんなふうにまた、線を足したりしていきました。


「絵としていいですね~」

先生がおっしゃってくださいました。
なんか、うれしい。

デッサンは、記録のような感覚で、
絵は記録とは違うみたい。


「やればやるだけの表情は出てくる。」

「いろんなやり方をして、自分なりのガラスのつかみ方がわかってくる。」

このとき、もう一人の生徒さんは、
ビアジョッキを描いていて、
とても、ピカピカ感があって、
ああいう描き方もあるんだぁ~とながめていました。

2014/5/4 5回目午前


「1つのことをやるのも大事。
いろんなことをやるのも大事。」

「主役は布かな?」

確かに、グラスよりも
私は、布ばかりに意識を向けていました~。

「どれもこれも主役だと絵としておかしくなっちゃう。」




今日のお昼は、うなぎ!
デッサン塾のすぐ目と鼻の先!





補足の時間。


同じ日の午後。
今日は、午前と午後、参加しました。

最初の10分で、
仕上げるぞー!!

気づいたら、30分、経っていました。

もう、いいかな。


2014/5/4 5回目30分
できた。


気になっていた、
右下のS字に見える部分が
自分の中で、納得できました。

ガラス部分も少し描き加えました。


スケッチブックをしまったりするときに、
紙がこすれて、薄くなったりしないようにと、
先生がスプレーをかけてくれました。

こんな、スプレーがあったのね~。


あぁ~、終わったぁ~。




レッスン時間最後に
一緒に学んでいる仲間と
先生からの今日、頂いた言葉。


いつまででもやめさせないと、やめない。(笑)」

そう、FIX(フィックス) スプレーをかけたので、
もう、終わり!(笑)


「この場合は、布が主役で花。」
「空気感がある。」
「見えたとおりだと、輪郭が見えない。
その代わり、密度を上げないと。」

「次は、質感とか違いを描き分けると表現が増えると思います。」



「布のやわらかさがでてますね。」

ありがとうございます!


「何回で描いたの?」

4回と今日の午前中と午後の30分!

時間で考えると、約18時間!?


回数を時間にすると、びっくりです。


「布の場合は、どうしてそう見えるのか?を探す。」



片づけをしていたら、
他の方から

「これ、額に入れて、飾ればいいんじゃないの?」

えぇ?

これは、意外な声。
うれしかったです。




グラスと布の描き終えて。

私自身の感想。

最初の描き始めの霧の中みたいな時の
写真は撮っていないですが、
その時から比べると、
とてもはっきりとできた気がします。

この題材だけに
時間が許されるなら、
グラスのところをもうちょっとやりたかったかなぁ~。


まっ、今は、練習、練習♪


そのうち、ガラスが主役になるのも
描ける日がくるでしょう~。


あと、先生に気づかされたことで、
驚いたことが、一つありました。

何回目かのある日。
何気なく他の生徒さんと先生とで会話していた時、
「Tomokoさんは、集中力があるから!」

えっ?
そうなの?

意外な一言でした。


子供のころから、
「おまえは飽きっぽい。」

何度かそう言われていたので、
本当に驚きだった。


本当に自分が好きなものと向き合っているときって、
自然体でいられるのかもね!

だから、時間の経過は、
私には、無(ム)の時間。


自分が自分でいられて、
なんにも考えなくて、
そのまま感じたことを
無我夢中にしている?
我は忘れてはいないよ。

ただ、感じたことを
その対象のものと
素直に向き合って、
その時間、空間を自然体に過ごすことの
できる時間。

そんなふうに最近、思ってみました。

そう、
そこに存在するものを
素直に認める、

すべてを。


何に対しても、
他の時間でも
こんな風に過ごせたら、
もっと、楽なんだろうなぁ。


そう、
中心の軸さえ
最初に見極めさえすれば。


これから、これから!
楽に行こう!


すばらしいデッサン塾の仲間。
先生、
素敵な時間、


ありがとう!!


2014/4/6
グラスと布