引越の風

引越し
2014/5/30 5:17 玄関前のゆり






いよいよ
この日が来た。

今年のお正月を迎えた時は、
まさか、
自分がアパートを引っ越すなんて、
全く思ってもいなかった。

けれども、
なんとなく、
昨年の秋ぐらいから、
食材を買わなくなってきたり、

1月のある日、
なんとなく
それまで、馴染んでいたはずのアパートの壁に
違和感を感じたときがあった。
べランダで洗濯物を干し終わって、部屋に入った瞬間に
感じた感覚。

ふとした感覚だったけど、
自分の背の高さに合わないような、
急に部屋全体の大きさが、
何か、今までの感じていた大きさよりも
少し小さく感じた瞬間があった気がする。


2月に瞑想をしていたある朝の時。

全く集中ができない!

目を閉じると、
実家の家の自分の部屋の映像ばかりが見える。
それも、
あの家具、この家具と
いろんな角度から部屋を見る感覚で、
頭がおかしくなりそう!

よし、深呼吸をして、
リラックスして、
もう一度、目を閉じて。。

また、またです。
実家の自分の部屋だった場所だけが
またぐるぐる見えます。
見せられている??


それから、自分の感じていることを整理して、、
実家に引っ越そう。

そう両親に話したのが3月。



そして、本当にアパートを引っ越す日がくるなんて!

幸い、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ダイニングテーブルなど、
大きな物は、すべてお譲りすることができた。

市役所やその他、便利なサイトを活用させて頂きました。
譲ります、譲って下さい。
そこで、冷蔵庫も洗濯機も譲って下さいを見つけた♪

ダイニングテーブルも小さいお子さんがいるご家族が欲しいと
すぐに名乗り出てくれた。

世の中、
どこかで不要なものがあると、それを必要な人が必ずいる。
そう信じている。


私がアパートに引越してくるときは、
包丁、まな板、絨毯、いろんなもの、
すべての電化製品をも
友人の志保さんは提供してくれた。


だから、私は、いい循環、いい流れができるといいなと思う。


2014/05/29 5:10
アパートの窓から


ほとんど徹夜で荷造りし、
朝を迎えた。

とても天気のよい日。
暑かったぁ~。

一番暑かったのは、
引越屋さんでしょう。



チェストともう一つの家具が階段から運べないことが判明して、
ベランダ側から作業員2人だけでの
荷物を引き上げる作業をして下さいました。

本当は、3人の作業ですが、
引越屋さんはとても力持ちでした。


お昼には、荷物の移動が終了。

部屋の中は倉庫です!
寝る場所だけを確保して。


「で、一人暮らしした感想は?」
夜ごはん時の父の質問です。


素晴らしい体験だったよ!

そう、
本当にいろんな体験をさせて頂いた。

部屋もベランダも引越前の空想で
すべて思い描いていた
場所だったからね!
2階で東南の角部屋!

洗濯物や布団がたくさん干せる場所、
太陽が入る2階の角部屋、
そういうところがいいなぁ~と
思っていたらね、
本当に提供された。
その思い描いていたものを。

311も体験、
ブログを始め、
ゴスペルを歌い、
転職も何度も体験し、
絵を描く喜びも見つけた。
その都度、いろんな人に出会い、
のびのびと自由にいろんなことがあった。

本当に素晴らしい期間だった。
素晴らしい環境だった。
2010年10月31日~2014年5月29日



2014/5/30 5:17


2014/5/30 5:18


引越した翌日の朝。

早く目が覚めました。

細長い庭ですが、気づいたら、30分位うろうろ歩いていました。

入院している祖母にそっくりの顔の蝶?蛾?です。
この模様のかわいい顔が祖母に見えました。
すぐに飛んでいくかと思っていたら、ずっとそこにいました。


2014/5/30 5:20
あそこ。

おばあちゃんそっくりな顔に見えた!
(ユウマダラエダシャク)


2014/5/30 5:19
庭のゆり

「30分もいたの!?」

母は相当驚いていました。

「あんたも見習いなさい。」

父に向かって言っています。



玄関の前にユリが咲いているね!

「あれね、あの花はあんたが引越ししてくる朝に咲いたの。」


なんか、うれしいな。


2014/5/30 朝
右側と後方の鉢は、アパートから持ち込んだものばかり。。
置かせて頂き、感謝します。。


両親も家の中をあれこれと
押入れの中とか
いろんな作業をして、私をまた迎えたくれた。


私はまたこちらの家でお世話になります。


今度はそれまでとは違う気持ちで!


新しい風に乗って!




2014/5/29 (水) 10:16
今までありがとう!